背景紙はビギナーからエキスパートまで、スタジオフォトグラファーにはお馴染みのアイテムです。サベージペーパーをお使いの全ての人に、よりスムーズに撮影を進めていただくために、基本的なヒントを紹介します。
1. 保管は湿気を避けて
倉庫やスタジオの湿度に気を付けてください。背景紙を湿度の高いところで保管・使用すると、皺や破れの原因となります。
2. 保管は立てて
最も推奨される保管方法は、壁と平行に立てることです。時間が経って芯に重さが掛かり、変形してしまったり、素材が波をうったり(特に、重い物や幅の広いペーパーは注意)することを回避します。
●Savage(サベージ)TPC12 ペーパークリップ (2個1組)
価格:9000円(税別)
背景紙をスタンドに吊るしたまま、長い時間放置しないでください。横に倒して保管した場合と同じように、芯の変形や、素材に波が生じる怖れがあります。
4. クランプは便利品
クランプは背景紙の使用時には非常に便利なアクセサリーです。フルの長さの背景紙は、とても厚く重いです。勢いよく引くと、余分な長さまで出てきてしまいます。ペーパーロールの両脇をクランプで挟み、しっかり固定しましょう。クランプは、ホームセンターや金物店でも置いてあり、値段も安く、非常に便利です。
サベージペーパーはリサイクルができます!使用済みの紙を安易にゴミ箱へ捨てず、リサイクルしましょう!ヒント:ハサミよりもカッターの方が切れ目がきれいです。
※リサイクルについての詳細は、お住まいの市区町村にご確認をお願いいたします。
6. 靴底は綺麗に
ペーパーの上を歩くときは、注意してください。特に、明るい色のペーパーには足跡が付きやすいです。
7. 必ず平たく硬いフロアで
カーペットや平面でない床にペーパーを敷くと、モデルが一度立っただけで、皺や破れが生じることがあります。
幅の広いペーパーを使用する際は、ペーパーをスタンドに垂らし、クランプで止め、長さを均等に調節するのに、もう一人いると非常にスムーズです。
9. 床にはテープを
床にペーパーを敷く際は、ガッファーテープを使ってペーパーの端を止めると、波や皺のないフラットな状態を保てます。端が固定されないと、丸まったペーパーにつまずく等の原因になります。ガッファーテープがダクトテープより優れている理由は、ブレンド樹脂と天然ゴムの合成から成る、非転写性接着が綺麗な剥がれ方を実現した点です。
色付き背景紙は、幅広い照明を試すキャンバスです。ポジショニング次第で、色をやや明るめ/暗めにし、クリエイティブな作品を生み出します。
他にもあなた独自の背景紙ヒントがあれば、是非教えてください!
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by TAKEINC
| 2017-07-26 14:07
| 製品情報